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精神的ストレスが身体にもたらす影響

精神的ストレスが強くなるとどのような変化が起きるのか

体調不良等を感じた際に、精神的ストレスが原因ではないかと指摘されたことがある方は多いのではないでしょうか。

ストレスは精神面だけでなく身体にも大きな影響を及ぼすため、様々な病気や症状の引き金になることも多いとされています。

精神的ストレスを感じている時、人間の体にはどのような変化が起きているでしょうか。

身体をコントロールする自律神経には緊張を司る交感神経と、リラックス感を与える副交感神経の二種類が存在しています。

交感神経が活発化している時、身体はいつでも行動をスタートできるよう緊張状態となり、血管を収縮して消化器系や泌尿器系の働きを抑制します。

逆に副交感神経が活発化すると、血管が緩んで広がり筋肉もリラックスした状態になっていきます。

健康を保つためには、心身を緊張させる交感神経とリラックスして安らかな状態にする副交感神経、この2つがバランス良く働いていることが大切です。

副交感神経が上手に働かなくなり、交感神経が優位になった状態が続く

しかし精神的ストレスが強くなっていると、副交感神経が上手に働かなくなってしまい、交感神経が優位になった状態が続くとされています。

すると体内では常に血管が収縮した状態となり、血の巡りが悪くなる・血圧が上昇するといった症状があらわれてしまうのです。

交感神経の活発化による心身の緊張は、迅速に行動を起こさせるためものですから、長く続けていればそれだけ身体に負担がかかってしまいます。

末端まで十分に血液が行き届かない・消化器官の働きが鈍り食欲がなくなる、といった症状があらわれることもあるでしょう。

自律神経が活発化することによって免疫系統にも影響が及ぼされてしまい、発熱などの症状が続くこともあるといわれています。

心のバランスを崩すことは、様々な病気を招く原因となる

心のバランスを崩すことは、そのまま身体のバランスを崩すことにつながり、様々な病気を招く原因となるのです。

一言にストレスといっても、すべてのストレスが悪い影響だけを及ぼすわけではなく、良いストレスもあるといわれています。

負担になりすぎないストレスは交感神経を適度に刺激して、モチベーションを高めたり生活に活力を与えるといわれているのです。

たとえば自分で自分に目標を設定し、それをどうにかクリアしなければならないという場合にも、ある程度のストレスが発生します。

なかなか上手く行かず苛立ちを覚えることもあるかもしれませんし、その目標をクリアするために他の何かを我慢しなければならないかもしれません。

苛立ちや我慢といったストレスを乗り越えながら、自分の目標を達成することができれば、結果として大きな満足感や自信を得ることができるでしょう。

生活の中には良いストレスだけでなく、心身を疲労させてしまう悪いストレスも様々とあります。

周囲から強制された目標を達成しなければならない時、あるいは悪意を持って接してくる人が身の回りに存在している時などには、常に精神面での負担を味わうことになります。

嫌なことは嫌だとはねのけて生きていければそれが一番ではありますが、現実的には難しいですから、我慢をする・妥協をするといった選択を選ばなければならないことも多いでしょう。

悪いストレスを感じている時に、もっとも気をつけたいのが「気持ちの切り替えをする」という点です。

たとえば職場の人間関係に問題があるという場合、自宅に帰ってからもそのことを何度も思い出し、苛立ちや疲れを感じてしまうのなら、それは気持ちの切り替えが上手く行っていないのかもしれません。

嫌な経験を思い返している時、再び同程度のストレスを感じることになる

脳は考えていることと目の前で起きていることの区別がつかない部分があるため、嫌な経験を思い返している時、再び同程度のストレスを感じることになります。

嫌な出来事・経験を思い返している間ずっと、そのストレスを繰り返し自分自身に与え続けていることになるのです。

気持ちが暗く沈んでいると何もする気が起きなくなってしまったり、何かを楽しい・面白いという気持ちも湧かなくなっていきます。

しかし何らかの方法を見つけて上手に気持ちの切り替えを行っていくことが心身の健康にとっては必要だといえます。

音楽を聴く・身体を動かすなど気持ちを切り替える方法は様々とありますが、試してみても初めのうちは気持ちが集中できないかもしれません。

なかなか頭の中からストレスの原因が消えないという場合には、別の方法を試してみるのも良いでしょう。

相談ができる相手がいれば愚痴を聞いてもらうのも一つの手ですし、普段はあまり関心がない話題に注目をしてみるというのも良い方法です。

やらなければならない事に追い立てられている時には、意味のないこと・成果が得られないことに対して拒否感を覚えるかもしれません。

しかし常にやらなければならない事だけについて考え続けるのは、心身に負担をかけてしまう原因となります。